おつかれさまです、スコシです。

ここでは、釣りの大敵である根掛かりの回避と、万一根掛かってしまった場合の対処法を記します。

根掛かりは、もしうまく外せなくてリグやラインが海中に残ってしまったら環境負荷になるからね。

釣り人のストレスにもなるし。

根掛かりさせないことが一番。

してしまったら、適格に対処して外そうというのが二番。

どうしても外れないなら、せめて適切にラインを切ろうというのが三番目です。

根掛かりさせないために

某国民的アニメのキャラクターが、敵の射撃に対して不敵にも言い放ちました。

当たらなければどうということはない

─シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム)

同じことだよ、根掛かりさせなければどうということはないね。

じゃあ根掛かりを回避するにはどうすればいいかというと…

  1. 底まで沈めない
  2. 根の周りを攻めすぎない
  3. 根に当たったらすぐに回避させる
  4. 根を把握する

などが挙げられます。

底まで沈めない

あたりまえだと言わずに聞いてください。

夜行性のソイは、夜になると捕食回遊を始める性質があると、スコシは様々なところに記しています。

だから、スイミングの釣りがよく効くことも多いです。

で、最初からぜんっぜん着底させないというのは極端だとしても、例えばフォールでもスイミングでも釣れるようならスイミングを主体に組み立てるとか。

着水から着底までカウントして沈降速度と深さのあたりをつけるというのが基本ですが、もし初めからスイミングで狙うと決めているなら、着水から3秒でスイミング→着水から5秒でスイミング→着水から7秒でスイミング…と、最初から「上のタナから攻めていく」というのも良い方法です。

根の周りを攻めすぎない

そうはいってもソイは根にいるのだから、攻めていかざるを得ない状況は多々あります。

テトラポッドの上に登って釣りをすることは危ないのでスコシは推奨しませんが、沈みテトラも含めてテトラの穴を攻めたい時というのがあります。

穴の中を攻めるときは、まずは根掛かりしづらいリグを組む。

テキサスリグ直リグをオススメします。

直リグの良いところは、フックとワームが水平になることだね。

テキサスリグだと縦になってしまう。

もっとも、どっちでも釣れるよ。

そこまでガツガツいかないよ、という場合は、沈みテトラの上をスイミング等で狙うと根掛かりさせずにある程度探ることが出来るかと。

普通にスイミングさせて飛びついてこさせるというのも一つですが、軽量ジグヘッドで海中リフト&フォールを仕掛けるという手があります。

詳しくは、こちら

穴の上でリフト&フォールをするということは、つまり「実際はほとんど穴の中までは落とさないんだけど、穴の中に落ちていくかのように見せる」ということ。

横の動きには反応せず、縦の動きにだけ反応する時というのもあります。

まずはスイミングという安全策を取って、それでも来ないようなら落とす動きを見せてやろうということ。

もう一つ。

こういうときはアピール系のカラーを使って、来るなら来させる、来ないなら来ないというのをハッキリさせる方が良いと思います。

何度も繰り返すより、一撃離脱を心がけるんだ。

「来ないってことは、ここに魚はいないんだ」くらいに開き直って行こう。

なお、カラーセレクトについては、こちらもご覧ください。

根に当たったらすぐに回避させる

これが一番重要かもしれない。

根を狙うのはロックフィッシングやソイ釣りの基本ですが、根にベッタリ付けて待つ必要はありません。

ロングステイというメソッドもありますが、基本的にはアクションを加えて釣っていくのがルアーフィッシング。

明確な意図のない待ちは必要ない…というか、意味がありません。

根に当たったら回避させるには、まずはそもそも根に当たったことを検知できなくてはならないね。

そのためには

などが挙げられます。

軽すぎるリグを使うと、風でラインが煽られたりリグが流されてしまったりして、着底がよくわかんなくなります。

ラインを張ることも出来ないし、何も検知できなくなる。

そのうえ、リグが横移動するので根に潜っていくかもしれない。

基本的には、ボトムを釣るときはある程度の重さのリグを使っていこう。

ロッドの角度については、リンク先に詳しく記しておりますが、ラインに対して90°に近い角度を作ることで感度を高めよう。

慣れると、「フォール…フォール…(コンッ)おっヤバッ、リフト!」みたいなことが出来るさね。

根を把握する

よく通うポイントが見つかったら、根掛かりを経験しながら「どの辺に根がある」というのがわかるようになってきます。

根=ポイントなので、攻めていく意味でも根掛かりに注意する意味でも、根を把握するのは重要。

堤防は、横から見るとこうなっています。

だいたいどれくらいの距離に土台があるかと知っておくと、フォールやボトムスイミングのときに「そろそろだな」とわかるようになります。

逆にそこを重点的に攻めてみたり、根掛かりさせないためにスルーしたり、その辺は各自のご判断で。

スコシの場合

スコシは、あまり根を攻めたてることはしません。

僅かといえども回遊性のあるソイに限って狙っているわけですし、常に広く、深く浅く、どこかにリグがある状態を維持しておくことが重要だと考えています。

要するに、投げ続けるということ。

よりアグレッシブに攻めれば、そのワンキャストがワンバイトに近づくかもしれないけど、それで根掛かりしてライン切ってリグ組みなおして…とやるのは、非常にまどろっこしい。

あくまでもソイ釣りという観点で、そうやって根から1匹を引きずり出すより常時広範囲に投げ続けて探し続けるというのがスコシのスタンスです。

上記の、あまり軽量リグを使わないという記述はあくまでも一般論。

スコシ自身は1.8gや3.5gを多用し、重くても5.3gくらいのライトなジグヘッドやハードルアーで釣りをすることがほとんど。

正直、底なんてよくわかんないしラインを張ろうとすればリグが動いて、ますますわけわかんなくなりますが、なんとかなるもんです。

根掛かりの対処

不幸にも根掛かりしたら、ロッドを煽ってグイーンと引っ張りまくる…のは、絶対にやめよう。

ロッドに物凄い負荷がかかって寿命を縮め、最悪の場合はロッドが折れます。

しかも大体の場合はリグがどんどん根にくい込んでいって、余計外せなくなるね。

まずは軽く縦に煽ってすぐ戻す、これを数回繰り返してみます。

ロッドとラインが120°~90°くらいになる程度に軽く引いて。

感覚的なものだけど。

ちょこっと引っ張って急激に弛めることでリグが動いて、根掛かりから外れてくれることがあります。

これがダメなら、左右に傾けて同じことをやってみる。

向きを変えてやるってことだね。

それでもダメだったら、ラインをフリーにして、どんどん右か左かに移動して、同じように引っ張ってみよう。

思いっきり向きを変えてやるってことだね。

これを左右やってみる。

これも、水平に引いてみたり縦に引いたり弛めたりしてみよう。

くれぐれも、くれぐれもグイグイと引っ張らないように。

ラインの切り方

あれこれ試しても、どうしても根掛かりが外せないときというのもあります。

そんなときはもうラインを切るしかない。

手っ取り早く手元でプチッ

…というのは最悪ですね。

大量のラインが海中に残る。

釣り糸というのは環境負荷が凄い。

海鳥に絡みついている写真を見たことがある方も多いかと。

それだけじゃないよ、詳しい話は省くけど、紐状異物といって、糸を飲み込むのは他の何かを飲み込むよりも圧倒的に危険なんだ。

スコシは詳しいんだ。

…話を戻そう。

手元でハサミ等で切っちゃいけないのだから、ラインをじりじりと引っ張って切るしかないね。

ドラグをフルロックして、なんならスプールも抑えてロッドとラインを一直線にして引っ張って切る

…というのもネットでたまに見かけますが、これもダメです。

ロッドにもそれなりの負担がかかり、リールには多大な多大な負担がかかります。

特に、ベイトフィネスリールはスプールが極限まで薄く軽く作られていて、締め付けると簡単に変形すると言われています。

そうじゃない。

道具に負担を掛けないラインの切り方

まず、軽くラインを出して弛ませます。

服の上…もっともレインウェアの上だと滑ることもあるので、出来ればフィッシンググローブの上からぐるぐる巻きにして、引っ張る。

地肌に巻き付けると食い込んでとても大変なことになるので、必ず服やグローブの上で巻くこと。

じんわりじっくり引っ張っていきます。

うまくすると、ジグヘッドの針を強引に曲げて回収できることもあります。

針を曲げるほど引っ張っても切れないほどけないラインシステムを組めていたっていうのは、嬉しかったね。

話を戻しますが、急激に思いっきり引っ張ると、突然外れた時にリグが凄い勢いで自分に向かって吹っ飛んでくるかもしれない。

だから真っすぐ自分に向かって引くんじゃなくて、少しでも角度をつけて引っ張りたいところだね。

くれぐれも注意しよう。

とはいえ、大体の場合は吹っ飛んでくることはなく、ラインのどこかが切れます。

ナイロンラインやフロロカーボンラインをお使いの方は、どこで切れたかわかるときとわからないときがあります。

結束部分か摩耗部分で切れることでしょう。

PEラインをお使いの方は、ラインシステムにもよりますが、リーダーとリグとの結束部位で切れてほしいものです。

PEラインの途中で切れたりPEラインとリーダーの結束部位で切れたりするとリーダーを結びなおさなくちゃいけなくなるね。

リーダーの途中で切れると、リグを組みなおしているうちにリーダーが短くなりすぎるかもしれない。

なお、スコシのラインシステム観は、こちらもご覧ください。

おしまい

ソイ釣りの大敵、根掛かりの防止と対策を記しました。

まとめると

  • そもそも根掛かりをさせない
  • 根掛かりの外し方は、軽く張ったり弛めたりを左右で繰り返す
  • ラインを切るときは直接ラインを引っ張る

ということになります。

手前味噌ではありますが、狙い方を工夫することで根掛かりを未然に防ぐという視点での記述は珍しいのではないかと思います。

根から逃げるような釣り方なんて、ソイ釣り道にもとる外道な行為かもしれない。

でも、根を攻めすぎないことで「目先の釣果」は減るかもしんないけど、常時投げ続けられる「一晩の釣果」っていう観点で見たら、ソイ釣りに限るならあまり根を攻めないという選択肢も出てくるかと。

根掛かりを外すときは、軽く張って弛めてという作業をいろんな方向から試す。

根掛かりを切るときは、強引にやるとロッドやリールに多大な負担がかかるのでライン自体を引っ張って切ろう。

根掛かりは本当に辛い出来事で、どの方面にも誰にも何の得にならないので、頑張って回避しよう。

その他ページは、こちら