おつかれさまです、スコシです。

ルアーアクションの最初に、どんなときに上下左右のどの方向にロッドを向けるのかについて記したいと思います。

確固たる意志をもってる方も、あんまり気にしたことないよという方も、いらっしゃるかと。

ロッドの向きについては結構様々な意見が飛び交っていたりしますが、色々と一長一短なので一つ一つ見ていこう。

ロッドとラインの角度

ロッドに対して、ラインがどんな角度で出ていっているかというのはとてもとても重要。

何が重要かって、感度に関わる。

リグに何らかの異変があったとき、例えば小さい小さいアタリで軽く軽ーく引っ張られたり、岩などにコンと当たったりゴミを引っかけたりしてほんの少し重くなったりしたとき。

そういうのを確実に拾っていける、一番感度が高くなるのはラインとロッドが90°のときです。

要はティップが真横に引っ張られるような、しっかりとしたテンションがロッドにかかるから。

その一方で、魚がついばんで軽く軽ーく引っ張った時に弾きやすいのもラインとロッドが90°のときだったりします。

ロッドの反発力がここぞとばかりに効いてしまうから。

だからいつでも90°にしてやればいいってわけではないね。

よくお見掛けします

特にスイミングさせてる方でよくお見かけするんですが、ロッドをリグに真っすぐ向ける方、いらっしゃるかと思います。

申し訳ないけどそれは最悪だと言い切ってやる。

…最悪は言いすぎか、いやそうでもないな。

凄く極端なこと言うと、ロッドに対してラインが真っすぐ出ていると、ロッドの感度はほぼ0になります。

これまた極端だけど、ラインとロッドがホントにまっすぐで、どのガイドにも触れてない状態だとすると。

ちょっとやそっとラインが動いても引っ張られても、そもそもラインがガイドに当たらなければロッドで感知することは出来なくなる。

リールでアタリを取ったり食い込みを重視して向こうアワセに徹するなら、この方法はありと言えないこともないかもしれない。

食い込みは一番良いしね。

じゃあどれくらいが良いの?

そればっかりは、個々によるとしか言いようがないと思います。

そもそも小さな異変を感知する能力に優れた方や、感度の高いロッドをお持ちの羨ましい方は、食い込みを重視して少しリグの方に傾けてあげても十分にアタリを取ることが出来るかもしれません。

釣り人も含めて残念ながら感度の低いシステムな方は感度を求めて90°に近づけるもよし、逆に食い込みで仕留めることを前提にリグの方に傾けるもよし。

スイミングで狙う時とフォールで狙う時でもまた事情が違いますし、ロッドの強さやリグの重さ、使うラインによっても違う。

色々と試行錯誤して決めよう…とまでは言わないけど、こういう性質があるからちょっと気を付けてみると、ちょっとだけ世界が変わるかもしれません。

スイミングで狙うとき

スイミングで狙う時は、ロッドは下に向けるのが基本です。

水平に泳がせてやるために、なるべく引いてくるルアーとロッドのティップの高低差をなくしてやろうということ。

この図は多少縦横比があれだけれど、ティップを高い位置に持ってくるとスイミングさせているルアーが浮き上がりやすくなる。

20m~30m投げたとき、ティップを上げたのと下げたのとで上下2mくらいの差が出ると考えると、なかなか違ってくる気がするよね。

なるべくティップを下げてやって、浮き上がらせることなく一定のタナを引っ張れるようにしよう。

ただし、ロッドを下げようとするあまりに岸壁に近づきすぎると転落の危険が高まるので、ほどほどに

補足

なお、沈みテトラの上や、表層近くを泳がせたいときは逆にロッドを立ててスイミングさせることもあります。

ロッドを立ててスイミングする利点は他にもあって、アタリからアワセにスムーズに移行できるという点が見逃せない。

ロッドを下向きにしてスイミングしていると、アワセを入れる過程で一瞬ラインが弛んだり間が開いたりするからね。

もちろん、そうならないようにリールを巻きながらアワセを入れるんだけど、それでもね。

フォールで狙うとき

フォールで狙う時は、スイミングとは逆にロッドを立てるのが基本となります。

なぜか。

ロッドを下に向けてフォールさせると、先に記したようにロッドとラインがまっすぐに近くなってしまって、感度が落ちるから。

フォールの釣りはスイミング以上に感度が重要です。

というのも、掛けていく釣りか食わせていく釣りかに関わらず、フォールで大切なのは海底を検知すること。

着底がわからなかったらお話にならないし、どういうものに着底したかがわかれば根掛かり回避にもつながるね。

といって、あんまり立てすぎるとアワセのアクションが入れられなくなるので、ほどほどに。

参考までに、スコシは1時~2時くらいの角度にしているかなと思います。

補足

風が強いときはロッドを風下に向けて下向きにするのが風対策ですが、それでもフォールさせたいときというのはもちろんあります。

そんなときは、ロッドを横に向けましょう。

ラインとロッドの間に角度を作りつつ、風下に向けて風の影響を抑えることが出来ます。

ロッドの強さやリグの重さ、そしてライン

ここまで読んでいただければもうおわかりかと思いますが、硬いロッドや強いロッド、そしてリグが重いほど、ティップはリグの方に向けてやるのが食い込みという点では重要。

なんたって弾いちゃうからね。

その一方で、フロロカーボンラインをお使いの方は、ちょっとくらいラインが弛んでいてもアタリが取れる特性を活かして少しラインを弛ませておけば食い込みと感度を両立できるかもしれませんね。

PEラインは全然伸びないので感度が高く、アタリはわかりやすいけど弾きやすい特性があります。

この場合も、ティップを少しだけリグの方に向けてやるのが良いかと。

おしまい

最後はすごく細かいことになりましたが、ラインとロッドの角度について記しました。

正直そんなにこだわらなくても大丈夫な気もしますが、こういう事情があるのだということを頭の片隅に入れておくだけでも何か違うのかなという気がします。

ちなみにスコシはというと、こうやって記しておきながら結構アバウトです。

繰り返しになりますが、最後にこれだけ。

くれぐれも、ロッドをリグに真っすぐ向けないように

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