おつかれさまです、スコシです。

ここではルアーを海中で泳がせる、スイミングについて記します。

シンプルに記すならば、ルアーを投げてからリールを巻いて泳がせるんだよ、ということですが、これがなかなか奥が深い。

ルアーロッドを使って餌釣りの仕掛けを使う釣り方もありますが、そういう釣り方はほとんどフォールかステイ。

「小魚のように泳がせる」というのはワームやハードルアーならではの釣り方。

水面から海底までという面に対して、点ではなくて線で探れるスイミングは基本中の基本だね。

ルアー着水のあと

スイミングでもフォールでも同じですが、ルアーが着水したらベールを戻したりクラッチを繋いだりしてラインの放出を止めてから、数を数えます。

これをカーブフォールと言います。

そのリグは何秒で着底するか、というのを測る。

それで、なんとなく水深と沈降速度のイメージを掴むところから始めます。

たとえば10秒で着底するとしたら

  • 表層を探るなら着水後1秒からリトリーブ
  • 中層を探るために着水後5秒からリトリーブ
  • 低層を探るために、着底してから軽くロッドを煽ってリグを浮かせてからリトリーブ

みたいな、ね。

その前に、沈降速度の決定要因

ここではハードルアーはちょっと置いといて、ワームの話。

フォールのところにも、一字一句同じことを記しますけれど。

理論的には重いものと軽いものは同じように落ちるけれど、空気や水の抵抗がかかる場合は別の話です。

水中の抵抗というのは、お風呂やプールの中で手を素早く動かそうとしてみればわかるかと思いますが、とても大きい。

抵抗を受ける面積と重さとが絡み合って沈降速度が導き出されることになります。

シンプルに記すと、同じワームを使ったとき…

  • 重いシンカーを使うと早く沈む
  • 軽いシンカーを使うとゆっくり沈む

という、一見当たり前だけど、ガリレオの「落下の法則」という物理法則に反する、でもやっぱり当たり前に思える事態になる。

どうしてそうなるのかは抵抗の大きさと重さのバランスと云々という形で語ることは出来るけど、省く。

じゃあシンカーが同じ重さのときはというと、

  • 大きいワームは抵抗が大きくゆっくり沈む
  • 小さいワームは抵抗が小さく速く沈む

ということになるね。

大きい小さいとだけ場合分けしたけど、横幅とか向きとか、色々あるよ。

ワームを横向きに刺す(ワッキーリグなど)と、今度は引っ張り抵抗が増えてくるわけで、そうなるとフォールの際にも抵抗が大きくなったり…。

難しく考えるとキリがないので、上記の4項目だけ押さえておけばひとまず大丈夫。

一定のタナを泳がせる

タナというのは水中に引く水平線、要するに狙う深さのことですが、一定のタナ一定のスピードで泳がせるのが基本です。

  • 沈降速度の速いリグは、速めに巻く
  • 沈降速度の遅いリグは、遅めに巻く

そうしないと、ルアーが沈んでいったり浮かび上がったりしてしまいます。

そうは言ってもどれくらいの目安かわからないよ!

…こればっかりはね、練習してくださいとしか言えないね。

明るいうちに、もし釣り場が空いていたら、堤防に平行に投げて色々な速度でリールを巻いて、よく見てみるしかないかと。

そんなとき、偏光グラスが役に立ちます。

話が逸れましたね。

スコシもそんなに把握してるわけじゃないけれども、1秒間にリールのハンドル1~2回転というのが一つの目安かな。

ロッドの向き

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

スイミングのときはロッドを下に向けて、ティップを海面近くにしてあげるのが基本です。

ティップが高い位置にあると、風の影響を受けやすいしルアーが浮いてきやすくなるからね。

スピニングロッドだと、ガイドと反対方向にラインが出ていくことになりますが、気にしなくて大丈夫。

気になる方は、ティップを海面に近づけつつロッドを横向きにして、捻ろう。

スコシは少し気になるので、剣道の脇構えに近い感じ(後ろには向けない)でロッドを持っていますかね。

他にも理由はあるよ。

右腕と左腕の長さとか関節の角度とか位置とか、腰の位置とかロッドのバットエンドの長さとかによるけど、これが一番楽な姿勢だったの。

更に言うと、スイミングの姿勢からアワセを入れやすいね、横向きにしてた方が。

身も蓋もないけど、一通りセオリーを知った後は、やりたいようにやればいいさ。

とはいえ常識を疑おう

スコシは色々と調べていく中で「一定のタナを泳がせるように」という表現を目が腐るほど見ましたが、ついぞその理由は見かけないまま現在に至ります。

もっとも、そうした方がシステマティックに海面から海底まで通して探ることが出来るのは事実ですし、タナ自体は水平に設定するので、そこを集中的に攻め立てる上で水平に泳がすのは効率が良いのは確かだ。

だけどそれはどちらかと言えば釣り人側が攻める都合であって、魚の側がどう認識して食いついてくるかはまた違うんじゃないかなと。

例えば、水面下5mを意識しているソイは、水面下5mを泳いでいるルアーにアタックしてくると考えられます。

じゃあ水面下6mから水面下4mまで浮き上がるように泳いでいるルアーに対してどうなのか。

逆に水面下4mから少しずつ沈みながら水面下6mまで泳いでいくルアーに対しては?

斜めじゃダメなんですか?斜めじゃ?

海の中の出来事はとても検証しづらいので何とも言えないですが、斜めじゃダメだという根拠を示したものを見たことはありませんね。

「一定のタナをリトリーブしよう」ばかりさ。

この項のスコシ的結論をシンプルに書くと、細けぇこたぁ良いんだよ!です。

でももう一つの基本、「一定の速度でリトリーブ」というのは、出来るようになろう。

リールを巻いているとなんかカックンとなりがちで、スコシも練習中だけど、これは出来た方が良い。

理由は次の項にて。

スイミング中のアクション

スイミングは、ただ一定の速度でリールを巻いてルアーを泳がせるだけではなく、ちょっとしたアクションを加えてやることができます。

小魚はずっと一定方向に同じ速度で移動しているわけではないからね、そういう動きもイミテートしてやろうということ。

ストップ&ゴー

スイミング中のアクションで一番シンプルだけど一番効くと言われているのは、ストップ&ゴー。

リトリーブの途中で一旦とめて、1秒くらい待ってあげてからまたリトリーブを開始する方法です。

その1秒の間だけルアーをカーブフォールさせて、またリトリーブしてあげる方法。

ルアーを追いかけてきたソイに、喰らいつくスキを見せてやろうということです。

でもソイがルアーを追いかけてきてるかどうかなんて、わかんないよ!

…大丈夫、わかった気になってる人もお見掛けしますが、たぶん誰もわかりません。

だから手探りでやるしかないんだ。

注意点

だからって、やみくもにガンガン仕掛けるのは逆効果とも言われています。

これまた根拠は見当たらなかったけど、スコシも経験的にそう思います。

ソイの側の事情は知らんけど、釣り人側に問題が生じる。

気ばかり焦ってくるんだよね…スコシだけかな。

また、そもそも一定の速度でリトリーブしていないと、常時小刻みにストップ&ゴーを仕掛けているような感じになっちゃうので、それは良くない。

意図して崩すのと始めから崩れているのは、大違いだ。

高速リトリーブ、低速リトリーブ

浮き上がってくることを前提に高速リトリーブを仕掛けたり、沈みゆくことを前提に低速でリトリーブしたりを織り交ぜて、通常のスイミングのセオリーを崩す方法です。

高速リトリーブで広範囲を素早く探ってソイのスイッチを入れ、低速リトリーブで食わせの間を作ってやる。

逆に低速リトリーブだけで「弱りながら沈んでいく小魚」を演出することも可能。

もちろん、ここにストップ&ゴーを交えることも出来るね。

これも、あんまりやりすぎると釣り人側のリズムを崩す原因となるので、注意しよう。

おしまい

ルアーフィッシングの基本中の基本と言える、スイミングについて記しました。

一定の速度でリトリーブ出来ているかどうかは自分でわかりますが、一定のタナを泳がせることが出来ているかどうかは、特に夜釣りでは陸上からは見えないので、わからないものは気にしすぎてもしょうがないというのがスコシのスタンスです。

  • 重めのジグヘッドだから少し速めに巻こう
  • 軽めのジグヘッドだからゆっくり巻こう

くらいの認識があれば十分なのかなと思っています。

正直に記すとスコシはスイミング、巻きの釣りがあまり好きではないので経験も浅いのですが、記してみました。

お役に立てたらな、と思います。

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