スコシがハードロックフィッシュロッドからライトゲームロッドに持ち替えた理由
おつかれさまです、スコシです。
ロックフィッシュロッドでソイ釣りを始めた初心者スコシですが、今はライトゲームロッドを使っています。
今回は、どうしてライトゲームロッドを使うことにしたのか、その理由を記したいと思います。
目次
初めてのロッド
初めてのロッドは釣具屋さんの店員さんと一緒に選びました。
どんなロッドだったかというと…
7フィート、Lure5g~21g、Line5lbs~12lbsのミディアムでした。
もうカタログ落ちして久しいですが、DAIWAのHRF 70MSというモデルです。
HRFっていうのはハードロックフィッシュ、7フィート0インチ、ミディアムのスピニングね。
「40cmのアブラコが余裕だよ、50cmも捕れたよ」という言葉に騙された。
いや、後にホントに40cmのアブラコを掛けたことがありまして、確かに余裕はありました。
…が、そんな40cmや50cmのアブラコなんて、本来スコシは狙っていなかったわけです。
ハードロックフィッシュロッドへの不満
このロッド、たしかに40cmのアブラコやヒラメといった不意の強敵相手には相当頼りになりました。
でも、肝心のソイを釣るには少々オーバースペックでした。
40cm級のソイを狙う時にはいいかもしれないけど、そんなのいつでもどこでもいるわけではないのです。
漁港で普段釣れるのは、大きくても25cm級や30cm級。その25cmのソイが、白い腹見せてクルクル回りながら上がってくるほどのロッドパワー。
さすがに強すぎるんじゃないかと思いました。
ある兄さんとの出会い
ある時、漁港で1人で釣りをしていて、声をかけられて一緒に釣りをした兄さんがいました。
見た目はDQNだったけどめっちゃ良い奴だった。
ともあれ、いろいろ話をしながら一緒に釣りをしていて、夜になったらノーシンカーを投げると言い出す。
スコシも真似をしてノーシンカーで投げてみたのですが、これがもう何をやってるのか何が何やらさっぱりわからない。
その兄さんはノーシンカーでちょいちょい釣って、去っていきました。
どんなタックル使ってるのか聞いておけばよかった。
ヤマガブランクス ブルーカレントとの出会い
漁港のソイにはオーバースペックなハードロックフィッシュロッド、軽量リグを扱いづらいハードロックフィッシュロッド。
これはこれで使い道があるとしても、漁港の小さなソイにもっと適したロッドはないものか。
釣具屋を物色したり、ロッドメーカーや個人ブログなど色んなサイトを見て回ったり。
そこでようやくライトリグを扱うメバリングロッドに思いが至ったわけです。
今度はメバリングロッドを探す、探す、探すスコシ。
メバリング、アジング等々ひっくるめてライトゲームロッドというカテゴリーを知ったスコシ。
その中で、なんとなーく気になったのがヤマガブランクスという会社のライトゲームロッドカテゴリー、ブルーカレントというシリーズの76Tiというモデルでした。
今はもう、カタログ落ちして久しい。
記憶があやふやですが
ヒットするメバルやアジが大型のフィールドで…
と紹介されていた気がします。
先に書いたようにもうカタログ落ちしてて、正確な引用はできない…。
本来は大型のメバルやアジがターゲット。
ソイに転用するには良いんでないかい、と。
ソイ釣りを始めた経緯にチラッと書いたとおり、スコシがいたのは僻地。
ルアーロッドがたくさん置いてある街まで200km以上。
店舗で実物を見て買うことは出来ない…というかマイナー過ぎて、店舗在庫には期待できない。
ネットで決めて博打を打つしかありませんでした。
持ってるハードロックフィッシュロッドの7フィートより少し長い、7フィート6インチ。
リグは0.8g〜10g。ラインはPE0.3号〜PE0.6号。
これならノーシンカーリグも行けるはず…!
PE専用というのは、それまでフロロカーボンのラインを使っていたスコシにとって少し勇気が必要でしたが、とにかくこれに決めた。
ポチッ。
届いてみて、開封して、継いで…声を失いました。なんだこのロッド…凄すぎる…。
とにかく軽くてしなやかなロッドです。
さっそく釣りに行ってみた
当時のホームでは、1.8gジグヘッドの釣りが、非常に非常に効くことがわかりました。
一年半ソイが釣れなかったのは何だったんだってくらいバシバシ釣れました。
バイトを弾くこともなく、食い込みも良い、凄く良い。
ただしサイズはあんまり出なかった。
いいの、スコシは大物志向ないし。
小さな漁港だったし、そもそもいなかったんだと思うよ、大きいの。
20cm級のソイでもグイグイと竿が曲がって、気を抜くと潜られるスリルを楽しみながら数釣りを楽しめるようになりました。
ヤマガブランクス信者への道
そのまま、ヤマガブランクス信者になりまして。
ダイワやアブガルシアのロッドに浮気したり手放したりを繰り返しつつも、今手元にあるロッドは全てヤマガブランクスで統一しているほどの信者です。
何本か使っててヤマガブランクスのロッドに共通して言えるのは
- 物凄く軽い
- 柔らかくて強靭
- ハリがあってしなやか
- よく曲がって高反発
- 何よりも超高感度
大袈裟に見える表現ですが、本当にそうなんだよ。
たとえば77TZ/NANO。
10cmのソイをも弾かずに掛けていけるティップの感度と柔らかさ、30cmのソイに負けないバットパワー。
40cmも、タモあれば行ける。
簡単にグイグイ曲がるけど、その反発力も目を見張るものがあります。
ソイの引きに耐えるというより、腕の延長として引っ張り合いをしている感。
とてもとても楽しめます。
ヤマガブランクス良いよ、ヤマガブランクス。
ああ、ヤマガブランクス…(;//́Д/̀/)ハァハァ
ヤマガブランクスが好きすぎて1記事作っちゃったくらいさヾ(・ω・‘;)ノ
おしまい
渋い状況でライトリグを扱いたいとき、大型をあまり期待しないとき、本来メバルやアジを対象としたライトゲームロッドは、ソイ釣りにおいて楽しい選択肢のひとつになると思います。
大型のアブラコやヒラメが危惧される期待出来る状況ではなかなか使用出来ませんけど…
…でもタモがあれば戦えると思うよ。
だってヤマガブランクスだもん。
ヤマガブランクスのブルーカレントシリーズ比較記事は、こちら